各ブックメーカーから銀行口座に直接お金を送金することはできず、「エコペイズ」などの国際決済サービスを経由する必要があります。
それは、日本の金融機関(特に地方銀行などの小規模銀行)はいわゆるギャンブル法人からの送金を受け付けていないことが多いからです。
また、メガバンクにおいては電話での送金元であるブックメーカーとの関係性の確認や、取引証明書の提出が求められたりするなど、送金チェックが厳しくなっているからです。
そのため、「ブックメーカー ⇒ エコペイズ ⇒ 銀行口座」という手順を踏む必要があるわけです(エコペイズはギャンブル法人でないので銀行による送金チェックもなく出金できます)。
目次
■エコペイズからの出金方法
エコペイズからの出金は銀行送金のみで、メガバンクはもちろん、ゆうちょ、楽天銀行、地方銀行などあらゆる銀行に出金可能です。
そして、銀行送金の方法に2つの種類があります。
- 高速現地送金
- ローカル出金
2つの違いは、エコペイズから銀行口座に着金するまでの「送金速度」
ローカル出金が3~5営業日に対して、高速現地送金は1~5営業日となっています。
これは出金処理のプロセスが違うことで時間枠が異なることに起因しています。
なお、高速現地送金の「最短1日(翌営業日)」というのは前日15時までに依頼した場合で、土日祝の依頼の場合は翌々日振込になります(要は銀行の営業体制に依存しているということですね)。
■エコペイズからの出金手数料
高速現地送金・ローカル出金ともに手数料は「出金額の1%(最低額は約1900円(15ユーロ)」
■ブックメーカーからエコペイズへの出金手順
ブックメーカーサイトで当選した賞金をエコペイズに出金する手順は、どのブックメーカーでも次の手順になります。
- ブックメーカーサイトの出金ページにアクセスします。
- 決済方法の選択一覧からエコペイズ(ecoPays)を選びます。
- 出金したい金額を入力して出金申請を行います。
■エコペイズから銀行口座への出金手順
エコペイズから銀行口座への送金の方法は「高速現地送金」「ローカル出金」の2つがありますが、手数料は同じながら着金時間が遅い「ローカル出金」を使う理由は特になく、「高速現地送金」を使えばいいと思います。
- エコペイズのメニューから「資金を送金」をクリックします。
- 「銀行口座」をクリックします。
- 「高速現地送金」をクリックします。
- 「+銀行口座を追加」をクリックします。
- 画面が切り替わったら、送金タイプで「高速現地送金」が選ばれていることを確認して「アカウントを追加」をクリックします。
- サービス利用規約の同意にチェックを入れて「続行」をクリックします。
- 高速現地送金に登録する振込先の銀行口座情報を指示に従って入力します。
- 銀行名、支店名は日本語全角で入力します(「UFJ」など銀行の名前に英語がある場合も全角英語で入力します「UFJ」。半角だと登録できません)。
- 銀行コード(4桁)や支店コード(3桁)は「銀行名+銀行コード」「銀行名+支店コード」で検索するとわかります。
- 姓や名は全角のカタカナ入力です。
- 一度、銀行口座の情報を登録すると次回からは情報を入力しなくてもOKです。
- 入力を完了したら「アカウントを追加」をクリックします。
- 確認画面では「通貨」が「JPY」になっていることを必ず確認してから「確認」ボタンをクリックしましょう。
- 「銀行口座が無事追加されました」の表示が出れば、「資金の引き出しに移動」をクリックします。
- 「入金先」に出金する日本円口座を選択します。
- 「銀行口座」を選択します。
- 「金額」に出金したい金額を入力します(出金したい金額に対して1%の手数料がかかります。また、最低額は約1900円(15ユーロ)ですので仮に出金したい金額が「15,000円」の場合、手数料は1%の150円ではなく「約1900円(15ユーロ)」になります)。
- 「高速現地送金」を選択します。
- さきほど追加した振込先の銀行口座を選択します。
- チェックボックスに☑を入れて、「続行」をクリックします。
- 銀行送金情報を確認して最後に「確認」をクリックします。
- もし情報に誤りがあると組み戻し手数料として600円がかかります。
- この画面になったらエコペイズの高速現地送金による出金手続きは完了です。
- なお、振込元は「エコペイズ」という記載でなく「ECP」「EPS」となっています。